疲労

絵を描くのが億劫になった。どっちかというとその絵を描くための熱量も文章に逸れてきた。自分の創作キャラはずっと大好きだけどそもそも描くという行為に疲れた。

誰のために描けこういうコンセプトで描け、と作品の目標と完成形を固定される日が続いているためだと思うけど。心にもない言葉と感情と情景を描くのに疲れた。

他校の美術教師の方や漫画家の方には口を揃えて「あなたには取材力が足りない」と言われた。それは多分私が自分の描きたいものだけ描きたい性分だからです。しかたないね。だって絵を描く時に資料なんて見たくないと思うタイプの人間だから。

自分の中では絵が上手くなりたいという気持ちもあるはあるけど、それよりも遥か上にあるのが「自分の気持ちを表現したい」ということ。よってその気持ちを他人にすり替えられたらキレる性分だと自分でわかっている。というか自分の気持ちを否定されたりねじ曲げられたら誰だって気分害するはず…はずなんだ……その点だけは自分は間違っていないと信じたい………

 

支離滅裂な文章になっている。ようするに今の環境が自分に合いませんというだけ。

 

昔と比べて「何かをしたいけど何をする気力もわかない」という瞬間が増えてきて、おやおやこれが無気力ですかとなる。なんか言い回しがボ卿。愛ですよナナチ。かなり前に見たメイドインアビスのアニメちょうおもしろかったですねナナチ。

 

なんとも言えないけど最近つらいね。何もかも忘れて楽しくなりたいけどそれが叶うのはたぶん違法薬物くんに頼る瞬間なのでやめておきたい。合法で気持ちよくなるものを吸おう。シャーロックホームズとか。腹話さんの声とか。人間(暫定)と声を吸うな。

 

あとこれはただの日記だけど、会う先生会う先生に「あなたの書く文章は面白いですね」といったことを言われる。自分の書いた文章を読んだ国語教師が「あなたに会えてよかった」とか言い出したりした時は流石に大困惑したけど、それはそれで嬉しいし一時の誇りになります。

でもTwitter見てたら私の文章より超絶わかりやすくて140字以内で起承転結を完璧にキメてくるアカウントを数多見かけるんだけど、大人になったらそんな面白い文章を読める機会も減るんだろうか。有象無象の私なんぞでたいへん面白いと思える程度の環境に囲まれてしまうのか。それは悲しくて泣きそうになる。この世は広くてもっと天才で満ちてるのに。

 

そう考えると、大人になるまでにもっといろいろ楽しみたい。できれば絵を描く気力も取り戻したい。世界が輝いて見える時間をもっと伸ばしたい。

大人になりたくないですね。